宮川湾まで


横瀬島にて。
横瀬島にて。

海況の安定しそうな週末。 内房でカサラノを漕ぐ前に、三浦半島南部を散策することに…

荒涼とした浜辺の風景。誰もいない海。
荒涼とした浜辺の風景。誰もいない海。

三浦海岸駅から1km足らずで海岸へ到着。
本当は三戸浜まで漕ぐつもりだったが、時間的な制約から半島一周は諦め、まるよし食堂の漬け丼に目的を変更。
途中の剣崎灯台下の水路と盗人狩、可能であれば城ケ島の洞窟を散策することにする。

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三浦海岸から雨崎を越え休憩地点の間口漁港手前まで、不規則な波浪に怯えながらノロノロと漕ぎ進む。
昨年初めてこのコースを漕いだときは、もっと追い波が強くてタジタジとなっていたことを思い出す。
比較的安定性の高いカフナでも追い波は苦手である。

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間口漁港手前の砂浜にて。

 

暗礁地帯をすり抜け、静かな砂浜に上陸。
ビールを飲んで一息ついていると、一面に綺麗な水仙が咲いていた。
思いがけなく、春が着実に近づいていることを実感する。

上陸したときに釣りをしていた賑やかな子供たちは、いつの間にか居なくなってしまった。
正午を知らせるサイレンが鳴って、辺りは静寂に包まれた。
海面も心なしか穏やかになった様に見えるのは、気のせいか?

miura08
浜辺のナルシストの群生。

 

 結局、灯台下の水路には寄らないことにして、一路横瀬島を目指す。
横瀬島はシマダスにも掲載されていない小さな島なれど、ピンク色の砂浜がとても美しい小さな島。
人口建造物がなく、ちょっとした冒険心を満たすのには十分のロケーションである。
この島で終日ノンビリ過ごすのも、それはそれで贅沢な時間の過ごし方だろうと思う。

折角なので、ここでもビールを飲むことにする。

横瀬島
小さなビーチは貝殻で埋め尽くされている。

上陸した時点で、城ケ島方面には行かずに漬け丼のことばかり考えていた。
どのみち気儘な単独行である。

無理に城ケ島を廻ることもないので、このまま宮川湾に向かうこととする。

まるよし食堂の漬け丼(カマ)1、300円也。
まるよし食堂の漬け丼(カマ)1,300円也。

小さな漁港が見下ろせるまるよし食堂へ。
鄙びた雰囲気がどこか郷愁を喚起させる。
来たことが無い場所であるのに、なぜか心が和む暖かな風景。

念願の漬け丼に舌鼓を打ち、調子に乗って日本酒も飲んでしまった…

ちょっと贅沢に、はば海苔で一杯。
ちょっと贅沢に、はば海苔で一杯。

寒中にあっても、小さな春を見つけることの出来た贅沢な休日。

 


miura(2015.02.07)

2015-02-07 13:33 三浦海岸~宮川湾 トラック数 3

ポイント数 914

平面距離  10.5km
沿面距離  10.5km

記録時間 02:01:11

最高高度 7m
最低高度 -9m

累計高度(+) 140m
累計高度(-) 156m

平均速度 5.2km/h
最高速度 7.3km/h

お疲れ様でした。


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