近所で開催された茨城クラフトフェア。
So-1君が以前から紹介したいと言っていた西岡さんにお会いしてきました。
西岡さんのお名前にピンとこなかった自分でも、開高さんに所縁の深い人だと聞いてしまった以上、クールでいることは不可能である。
お話を伺ううちに井伏鱒二にも可愛がられていたのだとか。
そこで、30年来疑問であったことをお尋ねしてみた。
「『私の釣魚大全』だったと記憶しているのですが、井伏鱒二が鱒を釣るお話の中に出てくる秘密の”あの湖”とは何処だったんですか?」
すると瞬時に奥日光のとある山上湖の名前を教えてくれた上に、西岡さんご自身がその場に居合わせたと仰るではないか。
「凍った湖面が一部溶けて丸くなった場所に魚が集まるんですよ。
そこにはボートでしか行けないんだけど、もう入れ食い状態。
ところがあんまり釣れ過ぎるもんだから、みんなで食事の後で昼寝してたんですよ。
しかし、老師独りで抜け駆けしてボートに乗ったんだけど、誤って水に落ちてしまったんです」
有名な場面である。
老いてなお矍鑠たる釣り人の業の深さを垣間見た気がする。
「それでね、誰も助けに行かないんですよ。
みんな分かっているワケ、この水温で入水したら自分がヤバいってことを。
結局私が引っ張り上げたんだからね。
砂利道の峠だから救急車呼んでも2時間半位かかるので、ストーブガンガン燃やして暖をとった。
あれはホントに寒かったなぁ…」
その外にも様々なエピソードを惜しげもなく披露して頂いた。
海外でのお話も非常に面白く、交友範囲も多岐に渡っている。
内容を整理して後世に残すべきであると強く思った。
家族にはゴミと言われているようだが、垂涎物のお宝を多数所有されているとのことである。
「今度遊びにいらして下さい」
ハイ!喜んで!!
オマケ。
おつかれさまでした〜
いろいろと聞けて良かったです!
西岡さんが、私にいつもいろいろ話をしてくれますが、訳も分からず聞き流していたので…
今回は、西岡さんも話し甲斐があったでしょうね!
ブハハハハッ!
どうも!どうもでス!!
いやぁ、大変貴重なお話でした。
営業の邪魔してただけのような…
お宝見学、強く希望します!
ブハハハハッ!