欲望に潜む危険

GW前半はSugar君と山へ岩魚釣り。

ウマい話には罠が仕掛けられているのである…

連休の混雑を避けるべく、前半戦に勝負をかけましょう…と、リィダァ~のご下知により支流を目指すことに。

S 「途中、通らずになっている滝の上流は相当凄いことになっているらしいっスよ…」

甘い言葉に弱いのは自分の欠点なのだが、これまで幾度となく痛い思いをしている。
にもかかわらず、今回も甘言に乗せられてしまったのであった…

軽い気持ちで登り始めた支流。ウハウハの区間を妄想しつつ、重い身体に鞭打って谷を登っていく。

途中、素晴らしい渓相の区間があっても、魚の反応は全く無し。

滝を大きく迂回して尾根沿いに下降を始める。ほぼ垂直に切れ落ちた斜面を、捨て縄1本で降りるのは狂気の沙汰としか思えない。

結局、パラダイス区間は幻という結論に至り、さらに上流部の沢に入る。ここも簡単に遡行出来る沢ではないのだが、さっきの川と比較すれば里川のようである。

そこそこの岩魚も釣れ、心は満たされる。

フキノトウに春を感じるものの、まだ残雪がたくさん。

6’6”の竹竿がしっくりとくる、良い溪谷である。

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