気負い過ぎた日

早起きして鬼怒川本流で山女魚を狙いに来てみたのだが、午前4時前に到着してしまったのでまだ暗い。
着替えを済ませ川に向かうと、どうもいつもより水の流れる音が大きいように思える。
土手を降りて目を凝らしてもイマイチ良く判らないのだが、普段より15センチ以上増水している気がするのだ。

少し上流に移動すると、夜が明けてきて当たりの様子が少しづつ明らかになってきた。
濁りは少ないようだが、ちょっと釣りをする状況ではないようだ。
震災直後、川でキャスティングをしていたら、SOSサインと勘違いされて救助ヘリを呼び寄せてしまったオトコがいたようだが…

命あって物種なので、オーシャントライブ聞きながらさっさと山に向かう。

いつもの区間には先客がいて、1時間もせずに追いついてしまった。
一声かけると、もう少し釣ったら折り返すから先に行って良いとのこと。
お礼を言ってから、勝手知ったるポイントを叩くのだが、時間が早すぎるせいか反応が薄い。

普段はあまりやらない堰堤下のポイントで泣き尺が出た時点で午前9時過ぎ。
まだ物足りないので、隣の川に足を延ばす。
ダムから上がってくる大物を狙ったのだが、何故か釣れてくるのはチビ山女魚ばかり。

お昼過ぎに温泉に入って、早々に帰宅。

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