穏やかな海を漕ぐ日


11月最後の日曜日。
海況も良さそうなので、相方と三浦半島へ向かうことに…

始めて海を漕いだ日のことは今も良く覚えている。
厳寒の2月、ひとりで始発列車に乗って三崎口へと向かった。
折り畳みのフネを担いで行った先は三戸浜。
はじめての海岸で何をどうしてよいのか判らず、堤防のコンクリートでフネを組んだのだが、出艇までに2時間以上の時間を要する始末。
初心者ゆえの無謀なのかもしれないが、純粋にやりたいことをしているのだ…という高揚感は快楽に他ならない。
あの時、小雪がチラつく中フネを組み立てたことや、野良猫にコンビニのおにぎりを盗まれたことも、今となっては良い思い出である。
そして、うねりに翻弄されて泣きそうになったことも…

そんなこともあって、誰かと初めて三浦を漕ぐからには三戸浜から出ようと決めていた。
あの時のワクワク感は過去のものとなってはいるが、一緒にヨロコビを共有させてもらおうという魂胆なのである。
最初は、バスを使ってワンウェイで…と考えていたのだが、城ケ島(漬丼)と佐島(ハンバーガー)にも立ち寄る予定だったので、諸磯までの往復コースとした。

三戸浜も駐車場は思いのほか混んでいた。
トイレ裏の空き地には、いつ来てもテントが設営されているような気がする。
便利と言えば便利なのだが、もう少しましな場所があるような、ないような…
うーん、どうなのだ?

エアロナットダブルが出来上がったところで、地球防衛軍のMさんが登場。
聞けば来月より四国に赴任なさるとのこと。
せっかくお知り合いになれたのに、何とも残念である。
赴任先の海でもグルグル回りながら平和を維持して頂きたいものである。
またご一緒しましょう。

小網代湾に入って、林立するヨットのマストや優雅な高級住宅をボンヤリ眺める。
こんな家に住めたら良いなぁ…と、うっかり呟いてしまったのは軽率であったのかも知れない。
まぁ、色んな空想・妄想も含めて、自分にとってはかけがえのないとても大切な時間である。
結局、心から楽しんだもの勝ちなのだ。



2018-11-25 12:18 三浦半島(三戸浜~諸磯)

トラック数 2
ポイント数 729

平面距離  8.3km
沿面距離  8.3km

記録時間 01:50:12
平均速度 4.5km/h
最高速度 7.0km/h

お疲れ様でした。

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