毎年、寒くなってから波乗りに興じているのは何故だろう?
周りからも変な目で見られていることは自覚しているけれども、自分でもこの時期にせっせと海に通っていることが不思議である。
冬季の楽しみと言えば、雪山でスキーとか水郷エリアでのタナゴ釣りも悪くないと思うのだが…
氷点下の朝、熟れきった布団から這い出すのは、中々に勇気のいることである。
それでも、目が覚めてからほんの数秒だけ思いを巡らす。
一瞬でも不安がよぎったならば、その日は絶対に出かけない。
これは一人で海や川に出かけるときに自分に課している唯一のルールで、何の根拠もないけれども、人様に迷惑をかけないための自衛策であり、おまじないの様なものである。
最も近くの海までおよそ1時間。
自分がSUPの洗礼を受けた千葉の海に比べて、茨城の海はとても冷たい。
セミドライスーツを手に入れる前は、冬の間中ずっと南房総に通っていた。
片道3時間以上かけても通う価値が、その海にはあったのである。
昨年末は、イヂリー先輩と波のない湾内をプチツーリング。
力のない小さな波でも、波乗りは楽しい。
今年の最大の課題は、 SURFER HYBRID を乗りこなせるようになること。取り敢えず、板の上に立てるようになっただけでも大きな進歩である。
セミドライの右手側の浸水が酷いので、以前購入したカフスで対策を施す。