久しぶりながら、おとっつあんは山へ(心の)洗濯に…
昨年は活動の場が主に海だったこともあって、現在でも渓流からは足が遠退いている。
さしたる理由もないのだが、春先恒例の鬼怒川本流詣でにおいて、ポイント争いが過熱するのを目の当たりにするにつけ、ギスギスした釣りがほとほと嫌になってしまったようである。
ノンビリした気分になりたくて釣りに行くのに、競争社会の縮図が展開される河原に安らぎは見当たらない。
ましてや、鳶がクルリと輪を描いて飛ぶ姿を見て満足できるほど、自分は人間として熟達してもいない。
やはり、そこにあるべき水生昆虫のハッチに対し、優雅にライズするグラマラスな山女魚をこの手にしたいのである。
今年は本流での釣りは解禁日だけ。
5月のモンカゲまではとても面白い釣りが堪能できるのだが、それらは徒党組んで水辺の寡占を企む連中や、スマートフォン片手に情報戦に勤しむ輩に今年はお任せすることにした。
聖書には「釣りは罪のない楽しみ云々」と記されているとのことだが、釣りは大変罪作りな遊びであることは間違いない。
証拠に、毎春河川敷は迷える羊たちで溢れかえっているではないか…
先日、ひと回り以上歳の離れた友人であるSugar君から、久しぶりに山へ行こうとお誘いを受けた。
彼は鬼怒川の畔に住み、巨山女魚狩りに情熱を燃やす真摯な釣り人である。
生まれも育ちも背格好もルックスも違うのに、何故か妙にウマが合う。
やはり自分の人徳のなせる業なのだろうと思っていたのだが、最近では随分気を遣って貰っていることに薄々気が付いている。
本流で釣りをスタートさせ、少しずつ上流に釣り場を拡大しているので、使う道具もライト志向になっているようである。
最初に手に入れた#5-6番のヘビータックルから、#4のグラスロッドを経て、現在はカムパネラのカスタムオーダーロッド。
本当は宇田さんの竹竿が欲しかったと漏らしていたが、昨年末の特別補正予算案は却下されてしまったらしい。
確かに魚を釣るだけなら、竹竿はちっとも必要でない。
けれども、その存在意義を私は無数に見出している…と思う。
沢さんやSoちゃん、ヨウヂ君も其々に竹竿を使う理由を胸に秘めている。
それは傍から見ればバカバカしくて、泥沼の玩物喪志野郎なのかも知れない。
でも、それはそれで良いのである。
我々はココロザシを見失う位の遊びと出会えた幸福に、心から感謝すべきであろう。
そういう訳で、いつか私の愛竿を彼に譲らねば…と思っている。
いい写真ですね。新緑がキレイです。
写真で見る限り、場所は分かりませんが水がチョー少ないようですね。
厳しい中、出したんだからお見事です。
まとまった雨がないと厳しい状況が続きそうですね。
お疲れ様でした。
どうも!どうもだす!!
新緑は綺麗でしたが、今一つ物足りない感じでした。
随分ポイントが変わってしまっていて、或る意味新鮮な気分を味わいましたが…
竿が泣いてるよ、トホホ。
ブハハハハッ!
凄く良いと思います。
ブハハハッ!!
どうも!どうもだす!!
破損した竹竿の呪でしょうか?
将又、悪逆非道のツケなのか?
まぁ、釣れない理由は幾らでも列挙できるものですね…
ブハハハハッ!
先日は大変お世話になりました。
山に癒され、川に癒され、楽しい1日でした!もうちっと魚が釣れてくれれば、、、。
ドカンとあたりたいっすねぇ!?
なかなか厳しい環境だったからね。
それでも久しぶりの渓谷に癒されました。