玄海灘最終日。
玄界灘を全部オレの海だと断言するあたり、さぞかし豪放磊落な九州快男児かと思いきや、自身の人生について深夜思い悩み、密かに落涙することもある可憐な一面を併せ持つ、ホントはとても繊細なオトコである。
折角早起きしたので、夜明け前にそそくさと準備をし、隣の島まで朝のお散歩を試みる。
隣の黒島へ。往復約5キロとなる気楽な島渡りである。途中、漁師さんと朝のご挨拶。
島渡りから戻ってくると、既に朝ご飯が支度されていた。玄海灘男特性の鳥五目ご飯と、あおさの味噌汁。どうやら自分の分も用意してくれたらしい。大変贅沢な朝飯である。
さて、出発。鷹島南部に向けて漕ぎ始める。デッキバックは少し嵩張るけれども、LTバックの方が使い勝手が良い。
風雨に浸食された岸壁。所々に丸い石が挟み込まれている。そのうち落ちてきそうで、ちょっと怖い…
島の南端に位置する番屋山付近で小休止。
撮影時には踏み台にしてしまったのだが、よく見れば蒙古軍の亡霊が宿っているかのような奇岩である。罰が当たりませんように…
もうすぐ旅が終わるのかと思うと、残念でならない。けれども、また来てしまうんだろうなぁ…と云う思いが湧きあがってくるのであった。
さらば、玄海灘の日々。
さらば、玄海灘男。また逢う日まで。
本当は、自分にもこの素晴らしい海を1割くらい割譲してもらおうと思っていたのだが、結局ヤメた。
何故なら、この海域は古来より防人たちの海であることを知り、彼がその末裔としての重責を担うべく、突っ張って生きていることを理解したからである。
極悪系のルックスとは裏腹に、自分の立ち位置と使命を理解し、訥々と旅すること選んだ男を、私は他に知らない。
そう云う訳で、玄海灘は彼のものでも仕方がないのではないか?
そんな風に感じることのできた、良い旅であった…
2016-10-20 13:04 鷹島~福島
トラック数 3
ポイント数 1809
平面距離 20.9km
沿面距離 20.9km
記録時間 04:12:26
平均速度 5.0km/h
最高速度 8.7km/h
お疲れ様でした。
<番外編>
唐津:龍虎軒のとんこつラーメン。オバちゃんの髪が緑色で、気になって仕方がなかった…
唐津:井出ちゃんぽん。野菜がとてもウマかった。
2 comments for “続々・玄海灘へ再び…”