海況の安定しそうな週末。 内房でカサラノを漕ぐ前に、三浦半島南部を散策することに…
三浦海岸駅から1km足らずで海岸へ到着。
本当は三戸浜まで漕ぐつもりだったが、時間的な制約から半島一周は諦め、まるよし食堂の漬け丼に目的を変更。
途中の剣崎灯台下の水路と盗人狩、可能であれば城ケ島の洞窟を散策することにする。
三浦海岸から雨崎を越え休憩地点の間口漁港手前まで、不規則な波浪に怯えながらノロノロと漕ぎ進む。
昨年初めてこのコースを漕いだときは、もっと追い波が強くてタジタジとなっていたことを思い出す。
比較的安定性の高いカフナでも追い波は苦手である。
暗礁地帯をすり抜け、静かな砂浜に上陸。
ビールを飲んで一息ついていると、一面に綺麗な水仙が咲いていた。
思いがけなく、春が着実に近づいていることを実感する。
上陸したときに釣りをしていた賑やかな子供たちは、いつの間にか居なくなってしまった。
正午を知らせるサイレンが鳴って、辺りは静寂に包まれた。
海面も心なしか穏やかになった様に見えるのは、気のせいか?
結局、灯台下の水路には寄らないことにして、一路横瀬島を目指す。
横瀬島はシマダスにも掲載されていない小さな島なれど、ピンク色の砂浜がとても美しい小さな島。
人口建造物がなく、ちょっとした冒険心を満たすのには十分のロケーションである。
この島で終日ノンビリ過ごすのも、それはそれで贅沢な時間の過ごし方だろうと思う。
折角なので、ここでもビールを飲むことにする。
上陸した時点で、城ケ島方面には行かずに漬け丼のことばかり考えていた。
どのみち気儘な単独行である。
無理に城ケ島を廻ることもないので、このまま宮川湾に向かうこととする。
小さな漁港が見下ろせるまるよし食堂へ。
鄙びた雰囲気がどこか郷愁を喚起させる。
来たことが無い場所であるのに、なぜか心が和む暖かな風景。
念願の漬け丼に舌鼓を打ち、調子に乗って日本酒も飲んでしまった…
寒中にあっても、小さな春を見つけることの出来た贅沢な休日。
2015-02-07 13:33 三浦海岸~宮川湾 トラック数 3
ポイント数 914
平面距離 10.5km
沿面距離 10.5km
記録時間 02:01:11
最高高度 7m
最低高度 -9m
累計高度(+) 140m
累計高度(-) 156m
平均速度 5.2km/h
最高速度 7.3km/h
お疲れ様でした。
2 comments for “宮川湾まで”