昨年よりお世話になっている、セタス主催のツーリングに参加して来ました。
旅するSUPを標榜しては見たものの、最近は波乗りに目覚めてしまったためにツーリングの機会が激減。
個人的な感想で恐縮だが、カヤックに比べSUPツーリングは結構ハードである。
安定性の高いボードに乗っているとはいえ、不安定な海上で長時間立っているということ自体、ナカナカに過酷。
その上、シングルブレードのパドルを使って漕ぐという行為は、精神的にも肉体的にも苦痛である。
さらに、青色吐息の状態で漕いでいる時に、カヤックに容易く追い抜かれることは屈辱でもある。
それなら止めれば良いのだが、そう簡単にいかないがオトナの事情と云うところ…なのだ。
思うに、SUPは極めてシンプルな道具であるが故に、使い手の総合的な能力がダイレクトに反映されるのではないか?
実際にカヤックと同レベルのスピードで、K師が飄々と移動するのを目の当たりにすると、自分のレベルの低さに愕然となるのである。
しかし、たとえ忸怩たる思いに駆られたとしても、自分にとってSUPは素晴らしく楽しい。
これから、まだ見たこともない風景が、自分を待っていると妄想しただけで至極幸せな気分である。
楽しみの本質が何であるか、今は分からない。
けれども海と接する限り、これほど自由と開放感を与えてくれる遊びを、自分は未だ知り得ないのである。
トラック数 2
ポイント数 1044
平面距離 12.1km
沿面距離 12.1km
記録時間 02:41:36
平均速度 4.5km/h
最高速度 8.9km/h
お疲れ様でした。
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