フェザークラフトユーザーmasaさんグループの皆さんと、酒と鮭と紅葉狩りに行ってきました…
那珂川中流域の山間部にて。この区間はなるべく漕がないで、風景を吟味しながらノンビリ下るのがコツである。
フェザークラフト社がフネの生産を中止する。
事実上、廃業するということである。 自分にとっては思い入れのある旅する道具なので、残念で仕方がない。
それでも大切なことは、ナニで旅をしたかではなく、どんな旅をしたかと云うことである。
なので、SUPがその代わりになるのならば、個人的にはそれで一向に構わないと思っている。
旅するSUPはこれからである。
けれども、フェザークラフトの本当の魅力は、自分自身で旅する喜びを与えてくれることにある。
それは、趣味や嗜好の範疇を越えて、さすらいの文化を築き上げ我々を魅了してやまない。
その象徴たる現代のスキンカヤックが姿を消すということは、連綿と築き上げてきた文化の消滅を意味するのではないか?
本当に口惜しいのは、そのことである。
最近はありがたいことに、色々お誘いを受ける機会を得て、ワイワイ漕ぐのも悪くないなぁ…と、思っている。
炎の宴の翌日、朝イチのお仕事は、火を熾すことと、お湯を沸かすことである。そしてようやく一日が始まる。
以前は綺麗な松林と野芝だけの野営地だったのだが、すっかり整備されて人気のキャンプサイトになってしまった。噂のパップテントも約1名。
おとっつぁんは、未だ微睡の中。その向こうではカレントの組み立て中。
どうやら、組立が巧くいかないため、後輩が再度入念にチェック。この作業がフネを長生きさせる秘訣なのかもしれない。
早速朝ご飯。大量に肉の入った焼きそばが、容赦なく配給される。自分は玄海灘風鳥釜飯と、フリーズドライの味噌汁を強制配給した。
無事組みあがった赤いカレントを駆るKさん。相当な空手の使い手とのことなので、なるべく粗相のないように背後からひっそりと撮影。
N君。噂の登山部茨城県代表の強者。大型船のボイジャーをすいすいと操る、恐るべき体力の持ち主。ツーリングは日曜日なのに、金曜日から天幕生活を楽しんでいたらしい…
masa夫妻。この日、那珂川の冷たい水の洗礼を受けたのは、私と彼女のみ。ドライスーツの実用性を実感できたようである。
F君。現役消防士の実力派。私のSUPを難なく乗りこなす。入水を期待していたのだが、実際に落ちたのは自分の方であった。
おとっつぁん。40代乙女座A型の独身オトコ。快晴の青空のもと、レジェンドが何をそんなに俯き加減になることがあるのか。
風も無く穏やかな水面をゆく。体験ツアーと思しき御一行様と抜きつ抜かれつ。それでも我々は、気儘にマーペース。
自艇の良さは、何と言っても自由であることに尽きる。この解放感は、看花走馬のツアーでは絶対に味わえないのである。
この下流部で不覚にも沈。以外にも、再醸艇(板?)が楽なので、悲惨な感じは全くないが水温10度はかなり冷たい。これからはドライスーツ着用をお勧めする。また、視点がカヤックよりも高いので、見通しがきいて大変都合が良い。立って漕げば多少の瀬でもスリリング。危なそうであれば、座ってしまえばOK。旅するSUP、まだまだ面白そうである…


2016-11-13 13:05 那珂川(下野大橋~新那珂川橋)
トラック数 2
ポイント数 968
平面距離 17.4km
沿面距離 17.8km
記録時間 02:59:20
平均速度 5.9km/h
最高速度 18.4km/h
お疲れ様でした。
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